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No.20 多様化する保育士の役割

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昨今、待機児童問題などで、何かと保育士不足の話題が取り上げられる保育士ですが、保育士とは本来どのような役割を持っているのでしょうか?仕事を持つ親が不在の間に子供を預かる。確かにそれも、間違いではないでしょう。しかし、それだけではありません。今回は、保育士の大切な役割について書いていきましょう。

子育てのお手伝い

現在では、核家族化が進み以前のように一緒に住む家族に祖父母など他の親族が、いないケースが多く見られます。初めての子育ての場合、子育て経験者の祖父母に教えてもらったり、分からないことがあって誰かに相談したりという機会が減ってきています。

また、子供の個性も千差万別で、同じ兄弟姉妹であっても子育ての仕方も変えていかなければならない事も当然出てきます。少なからず悩みは抱えているものです。そんな時に悩みを聞き、アドバイスをしてあげるのも保育士の役割の1つと言えるでしょう。

学ぶべき生活習慣

基本的な生活習慣は、家庭でも当然ながら教えていくわけですが、どうしても家庭では上手く教えてあげられないこともあります。例えば、手洗い・うがい・お着替え・排泄・食事など基本的な習慣は多種多様です。保育のプロとして、日々、保育園で過ごすうちにしっかりと生活習慣を身につけさせることも役割としてあげられます。

発達のお手伝い

この時期の子供たちにとって、心身の発達はとても重要になってきます。幼児時期の保育によって今後の発達に多大な影響を与えることになるのです。体の発達をサポートするためのかけっこや遊具での遊び、知力や想像力のサポートとしての読み聞かせやお絵かきなど、たくさんの遊びを通してお手伝いしていくことも必要です。

社会のルール

社会生活をする上での基本的なルールとしては、挨拶や順番を守ることなど集団生活に必要な事を身につけさせる。例えば、遊具などで遊ぶ際に順番に並んで利用すること、おもちゃを独り占めして遊ぶのではなく交代で譲り合って遊ぶなど、このようなことからも学んでいくことができるでしょう。

また、集団生活の中でコミュニケーションの取り方を身につけさせることも大事な役割の1つです。友達との関わりの中でぶつかり合いによって、心の葛藤や自己主張などの成長も見られるでしょう。その中で、社会性やコミュニケーション能力を身に付けていくでしょう。

健康管理

保育園などの集団生活においては、感染症などの病気が多くなるものです。他の子供に移してしまったりする可能性も高いのが実情です。そうならないためにも、保育士がきちんと健康管理を行わなければなりません。
しかし、子供たちは自分で不調を上手く伝えることができないため、顔色や声・行動などを注視し、健康状態を把握しておくことが必要です。

■まとめ

保育士の大切な役割を書いてまいりました。子供を預かるというのは、とても大変なお仕事です。誰でもできるお仕事ではありません、保育士として子供たちの成長のお手伝いを担ってみませんか?

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