No.109 保育士3年目の方必見! ~目標設定のコツと目標例をご紹介~
年に1~2回行われる保育士の目標設定。勤続年数3年目を迎えると、立場も変わり求められる役割が出てきます。そこで今回は、3年目にふさわしい目標の立て方と目標例をご紹介します。
3年目の目標の立て方、そのコツとは?
経験年数が3年目になると中堅保育士として、これまでとは違った活躍を求められるでしょう。クラスの担任を持つことも増え、期待が高まる時期です。
そこでヒントとなるテーマを3つご紹介します。是非、参考にされてください。
- ①主体的に動き、園の保育方針に則った保育を実践する
- 3年目になると年間の行事や業務の段取りについて、一通り分かるようになってきます。そのため、自ら考え行動する場面を見せたい所です。
- 自ら率先し段取りを進めて、安心して任せる事ができるようになれば、職場での信頼感も高まります。またその中で、園の理念や保育方針を理解して、さらに保育活動の中で応用し実践していくことも、3年目として意識したい役割です。
- ②後輩の指導
- 経験年数が3年目を超えると、中堅保育士として後輩指導やクラス運営を任されます。そこで、今まで指導してもらう立場から、今後は指導する側に環境が変わるでしょう。園の方針や理念を正確に伝え、指導していく事が大切です。
- また後輩保育士の課題や悩みに対してサポートやアドバイスをしていく事も、求められます。ただ指導するだけでなく、後輩保育士が相談しやすい雰囲気や環境作りをする事も意識して欲しい部分です。
- ③スキルアップ
- 3年間の経験を積むと、中堅クラスに昇格します。そこで目標とすべき事は、保育の質や専門知識を高める事です。そのために様々な研修に参加したり資格を取得したり、スキルをアップさせる目標を立てる事も、目標設定には効果的です。
勤続3年目の保育士 目標例をご紹介
これから3年目の目標の立て方、キーポイントを意識した目標の例文をご紹介します。
- ○後輩に仕事のやり方や保育内容について分かりやすく伝えるとともに、相談しやすい雰囲気や環境づくりをしていきます。
- ○研修に参加し、専門的な分野の理解を深めて、学年全体に共有します。
- ○行事の企画や進行をスムーズに行えるよう、保育士同士の団結を意識します。
- ○新人保育士の育成を担当し、週に1度のミーティングを行い早期戦略化していきます。
- ○指示を待たず主体的に動き、保育方針に合わせた活動を行います。
- ○保護者の相談に乗ることができるように、解決にむけて丁寧に取り組みます。
- ○絵本専門士の資格を取得し、子供達の読書活動の推進に役立てます。
- ■まとめ
- 3年目、保育士の目標実例と目標設定のコツについてまとめました。目標を設定することは仕事のモチベーションを維持し、スキルアップをするうえでも大切になってきます。さらに目標に対して自己評価することで、新たな課題を発見し、今後さらに磨き上げられた高いスキルを身につける事ができるでしょう。