No.122 動きやすさ&オシャレ感が大切! 保育士の髪型事情について
保育士は保護者と接する機会も多いため、清潔感のある髪型が望ましいです。また、日頃は活動的になるため、動きやすさも重要です。さらにオシャレ感を演出することで、気分もあがり仕事も前向きになるでしょう。今回は、保育士の髪型事情についてみていきます。
清潔感
身だしなみや服装が視覚情報に与える影響は大きいです。人の印象は出会って数秒で決まると言われており、その割合は視覚情報だけで55%を占めています。
保育士のお仕事は、様々な人と接する機会が多い職業です。見た目の印象は、その後の信頼関係に大きく影響するでしょう。保育士が誰からも好感を持ってもらうためには、清潔感が必須です。
保育士の仕事は、活動的なシーンが多く、子どもに触られるなど髪型が崩れやすくなります。そこで、何回でもやり直せるような簡単でまとめやすい髪型がお勧めです。
NGな髪型
保育士は子どもにとって、大人の見本となる立場です。そのため、安心感を与えるためにも髪色は重要になります。例えば、派手過ぎるカラーや奇抜な髪色は避けるべきでしょう。子ども達に怖がられてしまいますし、保護者からの印象も良くありません。
髪色だけでなく、毛先が子どもに当たらないように配慮する事も大切です。長い髪は束ねると、頭を動かすたびに毛先が当たってしまいます。毛先は当たらないように、お団子にするなど工夫が必要です。
また、長すぎる髪型は前髪でも同様の事が言えます。前髪が長いと視界は狭くなり、さらに、視線を遮り表情が見えなくなってしまうため保育士には不向きです。
安全性を考慮
仕事中は控えたい髪型が、ヘアアクセサリーやヘアピン、小さなビニール製ヘアゴムなどの使用です。理由としては、誤って落としてしまった時に、子どもの誤飲や怪我などの事故に繋がる危険性があります。不必要なヘアアクセの使用は避けましょう。
また、子どもは匂いに敏感です。そのため、使用する整髪料は無香料のものを選ぶなどして配慮してください。
ヘアピンいらずのヘアアレンジ
安全性を考えてヘアピンを使用しない場合、それでいて簡単おしゃれにまとめるには、どのようなアレンジが良いでしょうか。
おすすめなのは、「くるりんぱ」になります。ショート・ミディアム・ロングどの長さでも、こなれ感が演出でき、子どもにも人気です。
- ~くるりんぱのやりかた~
- ①左右どちらかのこめかみ上の髪の毛を取り、1つ結びをしてからくるりんぱをします。
- ②出来上がったくるりんぱした髪を少しほぐします。
- ③その下の髪の毛を、上の髪の毛の毛先をまたぐようにして取ります。
- ④ ①②と同じようにします。
他には、お団子ヘアも綺麗にまとまり、清潔感が出せるので好評になります。保育士は子ども達にとって憧れの存在です。そのため、子どもが真似したくなる髪型は、子どもの心を掴むきっかけにもなります。
保護者の立場から見てみると、保育士は行事も多いのでTPOに合わせて使い分けするのも効果的です。例えば、音楽会はハーフアップ、運動会の時はポニーテールなどが、保護者に好感を与えます。
- ■まとめ
- 保育士の髪型事情のポイントは、清潔感を与える事と安全性を考慮した髪型にする事が大切です。髪型は身だしなみの1つであり、保護者や子どもからの印象や良き手本となるため、好感を与える姿を意識しましょう。