No.129 保育士の魅力とやりがいと~初心忘れず~
保育士は国家資格を必要とする専門職であり、様々な魅力を持った職業です。今回は保育士の業務内容を再確認するとともに、保育士という仕事をする上で感じる事ができる「魅力」を紹介します。それでは保育士の初心を忘れないためにも、はじめに保育士という職業を紹介します。
保育士という専門職
保育士は子育てのプロと一般的に認識されており、国家資格である保育士資格を取得しなければなりません。主な業務は保護者の代わりにこどもの保育に従事する事であり、こどもの健全な育成を目指しています。こどもの健全な育成には下記の業務が含まれています。
◯こどもの健全な育成に関する業務
●こどもの身の回りのお世話
●基本的な生活習慣を覚えられるようにこどもを手助けする
●一人一人の発達に応じた対応
●遊びを通して様々な能力の育成
こどもの健全な育成として様々な業務をこなす保育士ですが、業務はこれだけではありません。保護者との連携や支援も業務の一環となります。保育士が保護者と関わる業務を紹介します。
◯保護者と関わる業務
●こども一人一人の保育日誌を保護者と共有する
●こどもに関する相談を保護者とする
●こどもに異変があれば保護者に連絡・相談する
このように様々な業務をこなす保育士ですが、業務内容が多岐に渡るため大変と感じる事もあります。しかし大変と感じる業務が多い中で、保育士として魅力を感じる事が多いのもまた事実です。次は保育士が感じる「魅力」を紹介し、その理由とともに解説します。
保育士の魅力5選
保育士という職業は大変と感じる事もありますが、それ以上に保育士として働く事の魅力がたくさんあります。ここでは保育士の魅力を5つピックアップし、理由とともに解説します。
◯保育士の魅力5選
1.こどもの成長が間近で見られる
→こどもの成長速度は大人と比べものにならないほど早いです。そのため日々の成長が目に見えるだけでなく、1年を通しての成長は感動を覚えるほどです。
2.こどもの気づきに驚かされる
→こどもは大人とは違った視点を持っている事が多いです。散歩中に様々な生き物や植物を発見する事も多く、その度に驚く事も少なくはありません。またこどもの純粋無垢な行動に癒されるのも保育士の魅力の一つです。
3.卒園児に出会った時の喜び
→こどもの成長に通ずるものがありますが、長く勤めていると卒園児の成長にさらに驚きます。卒園児が大人になって活躍している姿をみるのはとても感慨深いものがあります。
4.保護者から育児の相談をされる
→保護者から育児の相談をされるという事は、保護者から信頼されているという事です。子育てのプロとして認められた事になり、保育士としてのやりがいにも繋がります。
5.社会貢献ができる
→将来の担い手であるこども達の成長を手助けするだけではなく、働いている保護者のサポートも保育士が社会に貢献している要素の一つです。社会が円滑に回るために保育士という職業は必要不可欠であり、社会貢献は保育士ならではの魅力となります。
- ■まとめ
- 保育士は多岐に渡る業務を日々こなし、たくさんの人のサポートを行います。その中でも大変と感じる事も大なり小なり存在しますが、それ以上に魅力的な発見や気づきが多い職業です。日頃の業務の中で様々な魅力を感じる事が重要となります。