No.49 保育士はストレス対策が大事!
保育士は、子供の成長を見守り人間教育の第一歩として社会生活への関わる存在であるという非常にやりがいのある職業である一方、職場環境は厳しく精神的なストレスを抱える保育士が沢山います。保育関連従事者がストレスを感じ、うつ病と診断されたケースがあり職場環境がいかに厳しいかが分かります。今回は、保育士の現状や職場環境でのストレスについて考えていきましょう。
保育士の現状
保育士は社会的に大きな影響を与え、職場環境が厳しい現状にあります。特に、保育士不足や待機児童問題は、世間に認知され、保育士が保育園で働くという事が今まで以上に社会を助けるという意味合いで強くなってきています。
保育士の職場環境
保育園の職場環境によって働きやすさは変わっていきますが、多くの保育士が職場の環境問題を抱えています。
- ○人間関係が悪い
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- 園長や主任、同僚や先輩後輩の関係
- 保護者との関係
- 子供との関係
- ○保育方針・保育内容が合わない
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- 保育園によっては園長の意見が強く自分の意見が尊重されない
- 園の行事をクラス内で一生懸命に考えた事でも尊重されない
- 同僚や先輩と意見が合わない
- ○労働条件が悪い
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- 子供を見ながらで事務仕事や書類関係の処理をしなければならない
- 残業や時間外労働の仕事量が多い
- 賃金や給料が安い
保育士が抱えるストレス
一般的な保育士が抱えるストレスの要因は以下の通りです。
- ○職場が劣悪な労働環境
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- 給料が低い
- 仕事量が異常
- サービス残業が多い
- 保育士が足りないのに求人を出さない
- ○保育士を取り巻く人間関係
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- 上司や主任保育士
- 一緒に働く保育士(同僚)
- 保護者
- ○保育中に余裕がない
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- 子供の対応で時間に追われ、余裕が欲しい
- もっとゆとりを持って保育にあたりたい
- ○子供に対してイライラしてしまう
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- 気になる子供に上手く対応できない
- 子供に必要な援助が分からない
- 自分の知識が不足している事
- ○保育士として働く事で体が疲れてしまう
- 保育士の職業病とも言える慢性的な腰痛や肩こりを抱えながら、重たい物を持つ仕事に体が疲れてストレスが溜まります。
- ○仕事の悩みを抱える事自体がストレス
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- 毎日勤務時間が変わり、家でも勤務表の確認や持ち帰った仕事など1日中仕事の事を考えてしまう。
上手なストレス発散対策方法
仕事にストレスは付きものですが、ストレス発散してまた仕事を頑張れる状態にするのが上手なストレス発散です。
- ○頑張り過ぎず、無理しないで仕事する
- 向上心があり責任感がある完璧主義性格の人は頑張り過ぎる、無理するなど自分に対して要求の難易度が高い人ですので自分の状態を確認しましょう。
- ○好きな事をして自分のために時間を使う
- 仕事に一生懸命で自分の趣味や好きな事をしていない多忙な仕事だけの日々では心身が壊れてしまいます。ストレスが多い時は、自分の好きな事をするとほっとする瞬間が感じられます。楽しいと思う事などから遠ざからないよう少しの時間でもリラックスできる工夫をしましょう。
- ※ストレス発散方法は以下の事でも出来ます。
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- ひたすら家にこもって読みたい漫画を一気に読む
- 1日中部屋、布団から出ずに過ごす
- 普段は我慢している高くて美味しい物を食べる
- 小旅行で他県に行ってみる
- 友達と女子会を開いて騒ぎまくる
- 映画を観る
- カラオケを大声で歌う
- 自分へのご褒美に美容院やまつげエクステ(マツエク)に行く
- ■まとめ
- 保育士は、ストレスが多い仕事ですが、イキイキと働いている保育士も沢山います。どんなに頑張っても保育園で上手くいかず保育士として自信を無くす事があります。それは職場が合わないだけかもしれません。そんなストレスが多い環境で勤め続けても解消出来ません。
そんな時は、自分に合う職場を考える機会かもしれません。保育士の仕事は、年齢を問わず活躍できる職業で、これから益々必要とされる仕事ですので是非保育士を諦めず、ストレスを抱えずに働ける職場を探して活躍しましょう。