No.78 保育士の魅力とは
保育士は体力が必要でハードスケジュールな仕事だというイメージが大きいですが、子ども達と関わっていく中で、たくさんの魅力を感じることが出来ます。今回は、保育士だからこそ実感出来る「保育士の魅力」について見ていきましょう。
子ども達の成長を感じられること
保育士として働いていると、園児達の成長を毎日のように感じることが出来ます。「昨日まで歩けなかった子が歩けるようになった時」や「言葉を1つ覚えた時」、「苦手な食べ物を頑張って食べた時」「勇気を出して他の園児と話せた時」など様々な出来事があります。
保育士は、保護者と同じくらいの時間を園児と共に過ごします。そのため、園児達の「はじめて」を見守り、そして喜びを分かち合えます。
園児に頼ってもらえること
園児達は、すぐに保育園の生活に慣れてきます。保育園では保育士が親代わりなので、笑顔で関わっていくことにより信頼感を与え、少しずつ頼ってきてくれるようになります。「先生ありがとう」や「先生が大好き」と純粋な笑顔で園児に言ってもらえた瞬間は、心から嬉しさを感じることでしょう。
◎園児の笑顔を見られること
自身が考えたお遊戯を園児が笑顔で楽しんでいると嬉しいものです。特に慣らし保育を始めたばかりの園児は、慣れない環境にストレスを感じ、両親と離れて過ごすため、寂しがって泣く子が多いです。そんな子が徐々に保育園の生活に慣れてきた頃、初めて笑ってくれた時には大きなやりがいを実感することが出来ます。
◎保護者に信頼されること
保護者に信頼してもらえると、育児の相談をしてくれるようになります。その際に保育士としての知識を生かし、適切なアドバイスが出来れば、ますます好感度がアップすること間違いなしです。「先生いつもありがとう」や「先生が担任で良かったです」などと感謝されると、これからの活力に繋がります。
イベントや行事などで季節感を味わえること
保育園では1年間に、入園式から始まり、遠足・誕生会・水泳・お遊戯会・運動会・クリスマス会・節分・卒園式など、数えきれないほどのイベントや行事があります。園児たちと一緒に思い出作りをしながら、季節感を味わえるのも保育士の魅力です。園児から「楽しかった」という言葉を聞けると、準備の疲れも吹き飛んでいくことでしょう。
社会貢献出来ること
年々共働きの世帯が増えていますが、「待機児童」が社会的に問題となっています。保護者が安心して仕事する事が出来るのは保育士がいるお陰です。「子どもを預かる」という責任感はありますが、未来を担っていく園児達の成長を支えている保育士は、社会に貢献していると言えます。
卒園後に子ども達から会いに来てくれた時
長期間同じ保育園で働いていると、卒園した子ども達が時々遊びにきてくれることがあります。子ども達が立派に成長している姿を見られるということは、言葉に出来ないくらいの喜びと感動があります。
- ■まとめ
- 保育士は日々園児と関わっていく中で、たくさんの魅力や感動、そして喜びを感じることが出来ます。身近に園児の成長を感じながら、社会貢献をすることも出来るので魅力たっぷりの仕事です。