No.54 保育士さんにオススメ「子供が喜ぶピアノ曲」
お遊戯会や発表会などでは、ピアノの技術を持っていると何かと重宝されます。しかし、ピアノの技術に自信がないという保育士さんも多いのが実態のようです。今回はピアノが苦手な保育士さんでも安心して挑戦できる、「簡単で子供たちも喜んでくれるピアノ曲」をいくつかご紹介します。
ピアノの上達法
ピアノの技術を上げるためには、ピアノ教室へ通ったり、通信教育などを利用したりして、1人で学ぶ方法があります。スタート時点で鍵盤や楽譜の読み方に難があっても、時間をかけて練習すれば問題ありません。ある程度の練習をすれば、基礎的な楽譜の読み方、伴奏、簡単な曲などを身に付けることができます。
- ○ピアノ教室に通う
- ピアノ上達への1番の近道は、その道の先生に習うことです。基本から学び直したい場合や、弾けるように目指している曲がある場合など、目的に沿ったコースを選ぶことができます。月謝は1〜2万円程度です。
- ○通信教育
- 自宅でピアノの学習したい方に向いていると言えます。映像や学習本がセットになっており、通常、基本的な学習方法と課題曲が用意されています。5,000円程度と安価なものもあり、日々コツコツと取り組めば、早い方では30日程度で課題曲を習得することもできます。
自分のペースで取り組むことができるという利点はありますが、直接人に指の動きを指導されるわけではないので、中級レベル以上の方におすすめです。
簡単に弾けるピアノの曲
保育園児たちに喜ばれる、弾くことが簡単なピアノの曲は数多くあります。コードのパターンが決まっており、簡単に演奏できるようにアレンジされた曲などもありますので、ご紹介していきます。
- 【きらきら星】
- 使用するコードが「C」「F」「G」だけでよく、初心者に向いていると言えます。楽譜が読みやすく、耳で覚えることもできます。指を細かく動かす部分が一部あるため、指のタッチに自信がある方に向いていると言えましょう。
- 【大きな古時計】
- 曲のテンポがゆっくりしているので、演奏することに負荷がかかりにくい曲と言えます。楽譜にもいくつかのパターンがあり、初心者向けにも多くアレンジされているものも豊富です。
- 【レット・イット・ゴー】
- 「アナと雪の女王」のテーマソングとして人気のある曲です。オリジナルは難易度が高いのですが、演奏しやすくアレンジされた楽譜もあります。歌詞の区切りでコードを踏みますので、ピアノを弾きながら歌うことも簡単です。
- 【星に願いを】
- 初心者向けの独奏曲としてアレンジされた楽譜があります。明るい曲で歌詞も人気があるため、子供たちから喜ばれることも多いです。
- ■まとめ
- 保育園のピアノ演奏では、高いスキルは要求されません。しかし、クラスを受け持つと発表会でピアノを担当するケースもありますので、苦手意識を早めに克服しておく必要があります。