No.12 保育士の喉ケアについて
保育士の仕事は子供と一緒に遊んだり世話をしたりと、子供の行動から目が離せないことが多々あります。ほとんどの場合、声かけをしていることが多く、時に危うい場面があると大声をだすこともあります。そのため、保育士にとって声かけはとても大事なのです。
喉を傷める原因とは?
保育士が喉を傷める原因は、季節による乾燥や声のだし過ぎなどもあります。具体的には朝の会・お帰りの会・保護者との会話などがありますが、1番の原因は子供たちに対しての声かけや会話などで大きな声をだすことにあると思われます。
特に新人の頃は、一生懸命なあまり、知らずに大声をだしていることが多いものです。
保育士の仕事で大きな声をだす場面とは?
- 子供全員と話をする
- 絵本の読み聞かせ
- 子供と一緒に歌を歌う
- 園内/園外で一緒に遊ぶ
- 園外の散歩での会話
上記の保育士の業務をみていると、子供と関りを持つことでいかに保育士が仕事中に喉を酷使しているかお判りでしょう。
喉のケア方法
保育士にとって喉のケアは大切なことです。喉を痛めないためのケアと対策を紹介しましょう。
- 喉に潤いをあたえ乾燥をふせぐ(水分を十分にとる)
- ビタミンなどの栄養分と休養をしっかりとること
- うがいと手洗いの習慣をつけ、特に外出から帰ったら行うことで風邪の予防にもつながる
- 休日はなるべく喉を休ませるようにする
- 喉にやさしいはちみつレモンを飲むと良いといわれています。
- 喉にやさしいカモミールなどのアロマの香りを嗅ぐと良いといわれています。
- 声かけは、やさしい声でするようにこころがける。
保育士におすすめのボイストレーニング
【腹式呼吸】
腹式呼吸を意識することで、喉だけでなくお腹のそこから声をだし喉にやさしい発声をすることができます。基本的な呼吸方法をするには、肩や胸に力を入れずにリラックスした姿勢でお腹をへこませながら息を吐き、息を吸いながらお腹を膨らませませて腹式呼吸をするように心がけましょう。
毎日声をだす保育士にとって、ボイストレーニングは喉に負担をかけない発声方法や、喉を強くする効果も望める発声方法といえるでしょう。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
- ■まとめ
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保育士にとって、子供とのコミュニケーションをとるため喉はとても大切です。 また、日頃から喉のケアをしっかり心がけ「うがい、手洗い」をはじめ日常生活においても自身の健康管理を十分におこなうことで保育のプロとして活躍できることでしょう。