No.81 保育士の持ち物は園児の安全を考えて!
保育士という職業は、「子どもたちが大好き」と心から思える人に向いています。お出かけ準備や事務作業など多忙な毎日ですが、子どもたちを思いやる事を第一に考えた保育士の「持ち物」とは何か?について紹介します。
保育士と保育の必要性
保育士は子ども達の安全をしっかり守り、毎日笑顔で生活できる環境を作るのが必要です。
子どもたちにとっては、1日の大半を保育園で過ごすことになります。保育園での遊びを通して我慢の必要な事や、順番と物の貸し借りなど、社会のルールを学ぶ機会を提供する保育士の仕事はとても重要です。
保育士の必需品
保育士が保育園の仕事において、子どもたちのことを考えて持っておきたい大切な持ち物を紹介します。保育園での服装は、園児と遊ぶ時に突発的な破れや予想外の汚れが生じる場合があり、予備の服やお出かけ用タオルなども揃えておくと安心です。文房具などは、誤飲に繋がることもあるため注意して選びましょう。
【服装】
- 〇Tシャツ類
- 濡れやすい梅雨の時期は、気温の変化も対応できるようなカーディガンやパーカーを備えておくと良いです。
- 〇パンツ類
- 保育園から特に指定がなければ、動きやすい物、乾きやすく着替えやすいジャージなどが良いです。動きやすい素材とデザインを選び、ジャージが使用できない場合は、耐久性が高いジーパンを用意します。その他、水遊び用に濡れても良いような、ハーフパンツなどを備えておくと良いでしょう。
- 〇履きやすい靴
- 外履きは、子どもたちが外へ飛び出した場合など、手を使わなくても直ぐに履くことができるような靴を選びます。
- 〇エプロン
- エプロンは、保育園ごとにキャラクターの可否や形の指定が異なりますので、必ず事前に確認してから購入しましょう。特に指定がない場合は、留め具が少ないタイプを選びます。
丈はお尻よりも下で膝より上のものを選び、大き目のポケットがあると便利です。
【外遊び用】
- 〇ハンカチ・タオル
- ハンカチやタオルは、できればフェイスタオルとバスタオルのように、異なる大きさのハンカチやタオルを数枚持っていると、濡れた髪を拭いたり、おむつ替えやケガの応急処置で保冷剤を包んだりする際に便利に使えます。
- 〇帽子やアームカバー
- つばの広い帽子は紫外線対策に有効ですが、風を受けて飛んでしまうこともありますので、柔らかい素材の帽子を選ぶと良いです。
帽子やアームカバーは、熱中症・防寒・日焼け対策アイテムとなります。どちらも夏は通気性が良い素材を選びましょう。
- 〇履きやすい靴
- 外履きは、子どもたちが外へ飛び出した場合など、手を使わなくても直ぐに履くことができるような靴を選びます。
【文房具】
- 〇筆記用具
- 必要な事をいつでも書き留められるようなペンやメモ帳が必要です。キャップを使用すると、ペン先が刺さらないようにできます。蛍光ペンや太細の油性ペンがあると便利です。
- 〇はさみ類
- はさみ類は、先が丸くキャップが閉められるタイプにして、使い終わったら直ぐ仕舞えるように細心の注意が必要です。
- 〇のり類
- のり類やテープ類は、液体のりやスティックのりなど子ども達に使いやすく、安全性を考えた物にしましょう。
- 〇印鑑
- 用途に応じて使い分けられるよう、名前用のハンコ以外に連絡帳や子ども達とのコミュニケーションに使えるようなデザインの物があると便利です。
- ■まとめ
- 保育士の業務は多忙な毎日ですが、心から子ども達を大好きだと言う人にできる仕事ではないでしょうか。保育園では、園児の安全を第一に考えた持ち物を使う事と余計な飾りが付いていないデザインなど、子どもたちを傷つけたり、誤飲させたりしない物を選ぶ事が大事です。